羊人間がキショい！映画「ブラックシープ」簡単なあらすじとネタバレありの感想【無料視聴できます】

こんにちは、三度の飯よりホラー映画が好きなアラフォー女性のおうちヌコです。

今回は、2006年に製作された映画「ブラックシープ」の簡単なあらすじとネタバレありの感想をつづっていきます。

遺伝子操作された1匹の羊を筆頭に、次々と羊たちが凶暴化。なんと人間まで羊化してしまうというトンデモ映画です。

無料視聴する方法も紹介するので、興味がある人はぜひ参考にしてください。

映画「ブラックシープ」の作品情報

• 製作年：2006年
• 製作国：ニュージーランド
• 上映時間：87分
• 監督・脚本：ジョナサン・キング

映画「ブラックシープ」の主な登場人物（キャスト）

ヘンリー（ネイサン・マイスター）

実家の牧場で羊たちのお世話をして暮らしていたが、兄のいたずらや父の死により羊恐怖症に陥る。大人になっても治らないまま実家に里帰りすることに。

アンガス（ピーター・フィーニー）

ヘンリーの兄。牧場を大きくして富を得た。さらに躍進するため羊に対して遺伝子操作を行う。

エクスペリエンス（ダニエル・メイソン）

環境活動家の女性。牧場で行われているとされる研究の真相を暴こうとグラントと共にやってきた。動物や自然の気を大切にしている。

タッカー（タミー・デイヴィス）

牧場の手伝いをしている青年。ヘンリーとは幼なじみ。おちゃらけて見えるが頼りになる。

グラント（オリヴァー・ドライヴァー）

環境活動家の男性。エクスペリエンスと特別な仲だと勘違いしている節がある。証拠として持ち出した子羊に噛まれてから様子がおかしい。

マック夫人（グレニス・レベスタム）

牧場に住み込みで働く女性。子供の頃から兄弟の面倒を見てきた。

映画「ブラックシープ」の簡単なあらすじ

牧場で育ったアンガスとヘンリー兄弟。ある日、弟のヘンリーが可愛がっていた羊を兄のアンガスが惨殺する。父の死も重なったことでヘンリーは羊恐怖症になってしまう。

牧場から離れて暮らしていたヘンリーだったが、兄から呼び出されて15年ぶりに里帰りすることに。

牧場手伝いで幼なじみのタッカーと再会したヘンリーだったが羊恐怖症はまだ治っておらず、柵の外へ出てしまった羊1匹戻すのすら手伝うことができない。

同じころ、環境活動家のグラントとエクスペリエンスは、牧場で怪しげな研究が行われているという噂の真相を暴くため、研究室を見張っていた。

研究室から出てきた研究員の目を盗み、廃棄されるガラス瓶を持ち去ったグラントだったが、研究員に追われた際に転んで瓶を割ってしまう。

瓶の中に入っていた子羊に耳たぶをかじり取られパニックを起こすグラントだったが、エクスペリエンスは逃げる際にはぐれてしまったので誰にも助けてもらえず途方に暮れる。

一方エクスペリエンスは、成り行きでヘンリーとタッカーと行動を共にしていた。

牧場の羊たちが凶暴化している様子を目の当たりにして動揺する彼らの前に、巨大な羊が現れる。なんとその羊はグラントのカバンをぶら下げていて…。

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映画「ブラックシープ」の感想

ここからは「ブラックシープ」の感想です。ネタバレ含みます。

グロ描写のクオリティたっか！

冒頭で出てくる羊の死骸がめっちゃグロい。血肉が本物のそれ。

全体的にグロ描写が多めなんだけど、マックおばさんがうさぎパイ作るシーンもやばかった。あれはどう見ても本物のうさぎ。

この映画、ほぼCGを使ってないんだとか。どおりで妙にリアルだと思ったよ。

え、まさかあのうさぎパイ作るシーンも本物使ってるとか…？いやいやいやムリムリムリ！((((；ﾟДﾟ))))

#ブラックシープ
鑑賞

めちゃくちゃ好きなタイプのゴア映画でした……いい意味で現代のゴア映画じゃないんです…どこか80年代スプラッターの面影を感じます…と、いうのもゴア描写にほぼCGを使っていないんです。
こういうのを待ってました…
(感動のあまり内容を伝え忘れる) pic.twitter.com/IscLi3kUYl

— ʚ 雨 咲 ɞ (@pink____candy) August 30, 2020

噛まれた人間を変身させがちなB級ホラー

B級ホラーって、ゾンビ化した動物に噛まれた人間がその動物になってしまうって展開ありがち。「ビッグ・バグズ・パニック」では昆虫になり、「新アリゲーター 新種襲来」ではワニになるという(笑)

でも最初は「そんなバカな～(笑)」って思って見てるのに、段々「もし自分が人間じゃなくなったら…。」という恐怖に支配されていく不思議。

これは羊恐怖症になるわ…

ヘンリーが可愛がっていた羊を惨殺したアンガス（ヤバい）が、その羊の皮を被ってヘンリーを驚かすんだけど、これはもういたずらのレベルを遥かに超えてる。しかもそのタイミングでお父さんが死んだことを知るとか、これは一生ひきずるトラウマになるわ。

それまでは生き生きと羊たちのお世話をしていたヘンリーだったのに、アンガスのせいで人生狂わされたよね。許すまじ(`ω´ )

アンガスのクセが強い

アンガスを演じた俳優さんの演技が素晴らしいのも相まって、アンガスのクセ強感がすごかった。よくあんなぴったりな人キャスティングしたなって感心するほど。絶対近づきたくないタイプだよ。

お金儲けに走るのはまぁ良いんだけど、羊と関係を持っちゃうところがヤバい。正気の沙汰じゃない。こんな兄がいるとかヘンリー可哀想すぎ(´д`ι)

ブラックシープという映画を見た。遺伝子操作で人食いになった羊たち、噛まれると羊人間になります。名セリフは「ここで何を…、羊とヤってやがったな!?」「いいもんだ。羊だって家族だ。」「マスかいてろ!!」これ噛まれた兄と羊恐怖症の弟との会話…。ホラーコメディだね。
ヽ(￣▽￣)ノ

— nyoshihiko (@nyoshihiko) February 4, 2013

「オールドフィールド」の新種感がガチ

アンガスが自分の精子を使って作り出した新種の羊「オールドフィールド」が、本当に白くて知的な顔で、ガチで「新種」って感じだった。他の羊とは明らかに違うんだけど、その違いがCGとかのいかにもって感じじゃなくって「よく見ると確かに違う」ってレベルなのがリアル。

羊の大群が超リアル！

久しぶりに里帰りしたヘンリーの乗ったタクシーが羊たちに取り囲まれるシーン、迫力やばかった。本物の羊みたいなんだけど、よくあれだけ集めたなって。

こんなにたくさんの羊に囲まれたら羊恐怖症なら気絶してもおかしくないよね(;’∀’)

#絶対勝つぞブラックシープ#境界カメラ
え、ウォッチパーティーで観る映画ですか？
ブラックシープとかブラックシープとかブラックシープとか色々ありますけど、オススメはやっぱりブラックシープですかね🐏 pic.twitter.com/HIjw8ijVj3

— 名字 なまえ (@howattoyuaneemu) April 5, 2022

ヘンリー、めっさお金持ちやん

ヘンリーが権利を所有する土地をアンガスに譲るって話をするために久しぶりに再会した兄弟。なんとアンガスがヘンリーに手渡した小切手の額は200万ドル！日本円で2億円くらいっしょ！？ヘンリーめっちゃお金持ち！

え、牧場経営ってそんな儲かるものなの？ｽｹﾞｪ(ﾟДﾟ;)

エクスペリエンスのずれてるとこが好き

ベジタリアンで自然や動物を大事にしているエクスペリエンス。何か話す時にはいつも「チャクラが」「風水的に」「自然のエネルギーが」とか言うのが面白かった。

命に関わるようなヤバい状況の時もアロマキャンドルで精神を落ち着かせようとしたりと、少しずれてるんだけどそこが良い。クセになる感じ。

それなのに凶暴化した羊をマック夫人が車で轢いた時には「やった！」ってガッツポーズしちゃったり、それをヘンリーに見られて気まずそうにしてるとことか可愛かった(笑)

映画「ブラックシープ」の見どころはヒロインの女がエコロジー女に設定されてるところだと思うの

— メフィラスBBA原磯＠諦念 (@hara1s0) January 24, 2021

タッカーの圧倒的ヒーロー感

ヘンリーたちが危ないところで助けに来たタッカーの圧倒的ヒーロー感。いや、羊化して研究員に捕えられてたから絶対死んでると思ってたよ。悪運強すぎない？だがそこが良い。

来賓客たちが襲われる様子はホンマに地獄絵図

アンガスが新種発表のスピーチをしているところに凶暴化した羊の大群がドドド！って向かってくるところリアル過ぎて怖かった。本当にめっちゃ走ってるやん！

そんで次々と羊に襲われる来賓客たち。顔食われたり、臓物を引きずり出されたり、ものすごい地獄絵図。ただ仕事として来ただけなのに気の毒すぎるよ(´;ω;`)

マックおばさん強すぎワロス

いちいち「強ぇ…」感を出してくるマックおばさんが好き。

うさぎの臓物を嬉しそうに素手で引き抜いてたり、羊を轢いても何食わぬ顔だし、羊化したグラントを目の前にしても「羊は食糧だから怖くないわ」と立ち向かったり、羊人間を撃ち殺すエクスペリエンスを見てヒャッハー！(≧∀≦)って楽しそうだったり。

うん、この映画で最強の人物は絶対にマックおばさんだわ(笑)

『ブラックシープ』
遺伝子操作で凶暴化した羊が他の羊や人間を襲い、噛んだ相手を同じ殺人羊に変えていくコメディホラー。
マック叔母さんみたいに婆さんが強い作品は大好きです。

— パウロタスク (@paultaskart) December 22, 2020

ラストのそれはそういうこと？

なんやかんやで一難去った牧場。でも牧羊犬が映し出されるラストで衝撃が走ります。え、この鳴き声って、つまりそういうこと！？((((；ﾟДﾟ))))

これは評判が良かったら「2」を作れるように布石を投じておく的な、そういうあれですか？こういう気になるラストって賛否両論分かれるところだけど、私は嫌いじゃないよ。

「ブラックシープ」はグロあり笑いありのトンデモ羊ホラー

今回は、「ブラックシープ」の簡単なあらすじとネタバレありの感想をお伝えしました。

普段おとなしい「羊」を凶暴化させるって発想が斬新ですね。さすがニュージーランド産(笑)

しっかり怖くてグロいのに、時折クスっと笑ってしまう「ブラックシープ」は、気軽に楽しめるアニマルホラーです。

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