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こんにちは、家にいながらまったり映画鑑賞するのが大好きなアラフォー女性おうちヌコです。
[st-kaiwa2]ホラー映画が大好物。サバイバルもハラハラドキドキして面白いよね。
この記事では、火星に一人取り残された宇宙飛行士・マークの様子を描いた映画「オデッセイ」を結末まで詳しくネタバレして感想をぶちまけます。
無料で視聴する方法も紹介するので、ぜひ自分の目でも確かめてみてくださいね。ネタバレを知った上で見ると理解が深まってより楽しめますよ。
[st-kaiwa2]マークは果たして生きて帰れるのか!?
映画「オデッセイ」の作品情報
「オデッセイ」の概要
- タイトル:オデッセイ
- ジャンル:SF/サバイバル
- 製作国:アメリカ
- 公開年:2015年(日本では2016年公開)
- 上映時間:141分
- 監督:リドリー・スコット
- 脚本:ドリュー・ゴダード
「オデッセイ」のキャスト
- マーク・ワトニー:マット・ディモン
- メリッサ・ルイス:ジェシカ・チャステイン
- リック・マルティネス:マイケル・ペーニャ
- ベス・ヨハンセン:ケイト・マーラ
- テディ・サンダース:ジェフ・ダニエルズ
- ミッチ・ヘンダーソン:ショーン・ビーン
映画「オデッセイ」を無料で視聴する方法
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映画「オデッセイ」を結末までネタバレ
※以下、めちゃくちゃネタバレしてるのでご注意ください。
火星探査に訪れた6人のクルーを大砂嵐が襲う
火星探査のために宇宙船ヘルメス号で火星へ降りた6人のクルーたち。調査を開始するものの、大砂嵐というアクシデントに見舞われる。
宇宙飛行士のマークが宇宙船に戻ろうとしたその時、飛んできたアンテナによってはじき飛ばされてしまう。メリッサ船長は必死に助けようとするが状況からマークの生存は絶望的と判断する。他のクルーたちの安全を最優先に考え、火星探査の継続を断念して地球に戻ることを決意する。
仕方がない状況だったとは言えマークを助けられなかったことを悔やむクルーたち。地球に戻る船内は重苦しい空気に包まれる。
生きていたマークは地球帰還を目標に掲げサバイバルを始める
しかしマークは生きていた。脇腹に棒が刺さり失血したが、宇宙服の裂け目を自身の固まった血が埋めていたことで一命を取り留めたのだった。
マークは自分で刺さっている棒を取り、傷の手当てをする。状況を把握して絶望的な気分になるものの、マークは再び地球に還るためにこの状況で生き抜くことを決意する。そしてもしも自分が死んでしまったらのことを考え、今の状況を映像として記録しようと考える。
次に火星の有人探査があるのは4年後。なんとかそれまで頑張るために、まずは食料の問題を解決しなくてはいけない。運よく感謝祭用のじゃがいもを見つけたマークは植物学者である知識を活かして、クルーたちの排せつ物を肥料にしてじゃがいもを栽培することを試みる。
じゃがいもを栽培するために必要な水をどう作り出すか悩んだマークは、水素に酸素を混ぜることで水を発生させることをひらめく。最初は失敗したものの、ロケット燃料を燃やして水を作り出すことができた。そして毎日水やりをして大切に育てたじゃがいもがついに芽を出して喜ぶマーク。
じゃがいもの栽培の次にマークがするべきこと
じゃがいもの栽培がうまく行きそうなことに安堵したマークは、4年後に有人探査が着陸する地点へ移動しておこうと考える。そのためには移動用の車をどうにか長距離走行させなければならない。車の充電はハブでしかできないが、それだと到着するのに50日ほどかかってしまう。倍の距離を進むにはヒーターを切らなければならないがそうするとマークが死んでしまう。考え抜いたマークは回収したプルトニウムを使うことにした。これで長距離走行が可能になった。
一方NASAはマークの遺体をどう回収するか議論していた。そんな中で衛星交信の担当者が火星に動く物体を発見する。そしてマークのお葬式まで済んだものの、マークが生きていることを認めることに。しかし現在地球へ帰還中のヘルメス号のクルー達には、動揺させないためにその事実を伏せていた。
マークはじゃがいもの栽培に成功。なんと400個ものじゃがいもを収穫する。食べる分とは別に、次に栽培する分を残しておく。
地球と交信ができて活路が見いだせる
そしてマークは残された探査機から地球へ交信し、自分の生存を伝える。交信が無事に受信されていることを確認するため、地球から動かせるカメラを左右に動かさせることでYES/NOの意思の疎通を図ろうと提案するマーク。カメラの動きからNASAと交信できていることが分かり喜ぶ。
マークは新たにパソコンを使った伝達を試みる。この伝達はアスキーコードを使うため、研究所ではマークと通信するために準備がされる。そして通信していく中で、マークは他のクルーたちが自分が生きていることを知ってどう感じているのかを聞く。
しかしまだクルーたちにマークの死を知らせていないと知ると激怒。マークの怒りを受けてすぐさまクルーたちにマーク生存の連絡をした。泣いて喜ぶクルーたちだったが、生きているマークを火星に置き去りにしたことに対して自責の念を感じる。
マークへの救助物資の打ち上げは失敗に終わるが中国から助けの手が
NASA側はマークを助けるために救助物資を打ち上げる計画を企てる。そんな折、マークの居住空間のハブが一部損傷してしまう。育てている最中のじゃがいもが凍ってしまいショックを受けるマーク。この事故を知り救助物資の打ち上げを急ごうとしたNASAだったが、この焦りによって打ち上げは失敗してしまう。
誰もが絶望に打ちひしがれていたその時、中国が助けを申し出る。秘密裏に開発中のロケット「太陽神」のエンジンを提供すると言うのだ。そしてこれを受けるNASA。
もう失敗は許されない。太陽神のエンジンを有効に活用するためにはどうするのが最善なのか熟考し、地球へ帰還中のヘルメス号に火星に戻ってもらうという案が上がる。燃料補給だけして軌道を変えるのだ。それならリスクが少ない。
火星に戻ることを決意したクルーたち
しかしこの計画にはNASAの長官が猛反対。マーク一人を助けるために5人のクルーの命が危険に晒されるからだ。だがクルーたちは火星に戻ることを決める。長官の命令違反になって処分されることになっても構わないと笑い合い、マークを助けることを決意して火星に向かった。
ヘルメス号は着陸はできないので、マークを火星上空で回収する必要がある。マークにはMVA(火星上昇機)を使って火星上空まで飛んでもらうことになった。できるだけ機体を軽くしないと高く飛べないのでマークは必要ない装備をギリギリまで外してその時に備える。
計画は成功し、マークは無事に助け出された
世界中がこの救出劇を見守る中、MVAが打ち上げられる。Gによって途中意識を失うマークだったがなんとか目を覚ますと、命綱を着けて宇宙船を飛び出したメリッサ船長がこちらへ向かっている姿を捉える。しかし手が届かず、マークは宇宙服を破ることで気体を発生させることでメリッサ船長の元へ移動。無事に命綱を手に取り回収された。
マークの救出に世界中が湧いた。そしてマークとクルーたちは共に地球へ帰還するのだった。
そして日常が戻り教鞭をとるマークの姿が。マークは新人の宇宙飛行士への講義で自身が体験したことを語るのだった。もうあの孤独な火星ではない、平和な日常のワンシーンとして。
[st-kaiwa2]ここまでがあらすじだよ。結末までがっつりネタバレしちゃった。
それじゃあここからは感想をぶちまけるね!
映画「オデッセイ」の感想
何もない火星でゼロから食料を作る姿はまるでDASH村でした。面白かったなぁ。
悲惨な状況なはずなのに、マークが明るいので終始安心して見られたのが良かったです。
でも最初の方にマークの足に棒が突き刺さって、それを自分で抜いて傷口を縫うシーンが「うああぁ~、無理!」ってなりました。サバイバル系の映画で良くあるシーンです。ダニエル・ラドクリフ主演の映画「ジャングル」でもそういうシーンあった。一人で麻酔なしでそういうことするのお約束なんで仕方ありません。
最近見た映画②オデッセイ
— るたもん (@daikonnonimono) June 26, 2016
最初の手術シーンでいーってなったあとは宇宙版マイクラあるいはダッシュ村)^o^(楽しかったw pic.twitter.com/HriFP836Es
あと探査機の中とか居住ハブとか、宇宙に来るのってこんな風にするんだ~ってのが新鮮で面白かったです。宇宙食もそうだし、おトイレした後に排せつ物を真空パックにしてあるのとか、興味深かったですね。
マークが一人でも仲間の排せつ物に対してユーモアたっぷりにケチをつけたり、NASAの人たちが見てるって分かってるのに卑猥な言葉を言っちゃったりと笑いどころが多々ありました。それに状況にそぐわないポップな曲が流れたするのが、いい意味でカラッとさせてました。
とにかくマークのメンタルが強い!だからこそ生き残れたんだろうし、そもそも宇宙船に乗る人はメンタルも鍛えるんでしょうね。
ちょっと胸が熱くなったのが、マークとクルーたちがメッセージでやり取りするところ。
仕方がなかったとは言え、置いていった側と置いて行かれた側というデリケートな関係なはずなのに、マークがしょっぱなからブラックジョークを飛ばしたり、メリッサ船長が残したミュージックのプレイリストが自分の趣味ではないディスコ調の曲ばかりで困ったとか言って、笑顔でやり取りをしていたのが良かったですね。
変に気を使って「僕のことは気にしないで。仕方なかったんだから。」とか言われると余計辛いけど、こんな風にぶちまけられると気が楽になるなって。そしてそんな風に言えるのはお互いの信頼関係があるからであって、もうとにかく良い。
そして個人的お気に入りキャラはNASAの若い男性科学者。この人の働きぶりがいかにもアメリカ映画って感じで良かった。提案することも「おお!」ってこちらを沸かせるもので、「お前、分かってるじゃないか」って感じでした。この科学者がいないと映画の盛り上がりは30%減だったと思う。
そんでもって、こういう映画って「お前ふざけんなよ!余計なことして!」っていうキャラが必ず出てくるんだけど、一人もいなかった。みんながマークの生還に全力を尽くしてて、すごく一丸となっていて気持ちが良かった。みんな善人。
クルーたちも、自分たちが地球に帰還するまでの期間が延びて、しかも安全面も保証されていないのに、NASAの長官の命令に歯向って処罰されるかもなのに、みんなが迷いなくマークを助けに火星へ戻るって決めてるのがカッコよかったです。良い仲間持ってるじゃねぇか、マーク。
そしてマークが無事に救出された時の大歓声。ライブ会場にいるかのような感覚でマジで鳥肌が立ちました。泣きました。
「太陽神」といういかにもなロケットのエンジンを中国が提供するって、なんかの力が働いてそうな展開も気にならないくらい面白かったです。
ちなみに終盤では栄養が足りなくて(じゃがいもだけだもんね)ガリガリなマークの姿が痛々しいんだけど、あれは代役とCGで表現していたようです。どうやらマット・ディモンが過去に役作りで減量して体調を崩したことがあるらしくって。でも超リアルでビビりました。
だけど地球からずっと離れた火星でたった一人で、どこにいっても一人で、衣食住の心配が常にあって、ドアも開ける前に完全防備して。そんな環境でドアを開けて外に出たって誰もいない、というかドアを開けたら死ぬ。そんな状況で約563日も頑張ったマーク、すご過ぎです。私ならせいぜい一週間です。
しかも悲観することなく前向きにユーモアたっぷりにじゃがいも育てるとか、マークに国民栄誉賞をあげるべき。
まぁあれです。一言で締めると、見終わった後にじゃがいもが食べたくなる映画です。私は今からじゃがバターを作ります。
手抜きすぎて
— ELICA. (鳥越衿香) (@Tori_Eri_7) September 24, 2021
映画「オデッセイ」みたいな昼ごはん。 pic.twitter.com/5dY9ZBwasg
以上が「オデッセイ」の感想だよ。いつも通りの生活がいかに幸せか思いしらされるね。
▼自給自足生活しながらクリーチャーと対峙する一家のお話し
映画「クワイエット・プレイス」を結末までめっちゃ詳しくネタバレ&感想
まとめ:「オデッセイ」は良い余韻が残る映画
今回は、映画「オデッセイ」を結末までめっちゃ詳しくネタバレしつつ感想をぶちまけました。
「オデッセイ」は、取り残された側のサバイバルを見るのも楽しいんだけど、助け出す側の頑張りも見応えがあります。
見終わったあと「人間って意外と悪くないもんだな…。」って良い余韻に浸れるので、ぜひ自分の目で見てみてくださいね!
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