こんにちは、れいこです。
映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』の感想を思いのままに書きなぐりました。盛大にネタバレ含んでます。
『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』の作品情報
原題 | Jurassic World: Dominion |
公開年 | 2022年 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 147分 |
監督 | コリン・トレヴォロウ |
脚本 | コリン・トレヴォロウ、エミリー・カーマイケル |
『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』の簡単なあらすじ
メイジ―によって恐竜が世に放たれてから4年。人間界で繁殖していく恐竜による被害は甚大なものとなっていた。
オーウェンとクレアは恐竜の保護活動をしながら、山小屋でメイジ―と3人で親子のように暮らしていた。近くの森ではオーウェンがかつて調教したヴェロキラプトルのブルーが子どもを産み育てている。
ある日メイジ―は、ブルーの子であるベータと共に密猟者にさらわれてしまう。
オーウェンとクレアは、メイジ―とベータがバイオシン社の設立した恐竜保護区「バイオシン・サンクチュアリ」に連れて行かれたことを突き止め、パイロットのケイラの助けを借りて救出へ向かう。
一方その頃、エリー・サトラー博士は巨大イナゴによる農作物の被害が深刻なアメリカの中西部へ調査に赴いていた。
バイオシン社が何らかの形で関与していると考えたサトラー博士は、かつて恋人のような関係にあったアラン・グラント博士に協力を仰ぎ、イアン・マルコム博士の手引きによりバイオシン・サンクチュアリへ潜入する。
それぞれの目的でバイオシン・サンクチュアリに向かった面々は、バイオシン社の恐ろしい陰謀を目の当たりにする。
『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』の主な登場人物(キャスト)
オーウェン・グレイディ(クリス・プラット)
かつてジュラシック・ワールドで恐竜の監視員をしていたタフガイ。自作の山小屋でクレアと共にメイジ―を育てている。元軍人でめっちゃ強い。絶対死なせないマン。
クレア・ディアリング(ブライス・ダラス・ハワード)
かつてジュラシック・ワールドの管理責任者を務めていた女性。当時はツンデレ気質だったが、今ではだいぶ素直に。思春期のメイジ―に手を焼く姿は母親そのもの。
メイジー・ロックウッド(イザベラ・サーモン)
オーウェンとクレアから人目につかない生活を強いられていることに苛立ちを隠せない。髪の毛サラッサラな美少女へと変貌を遂げているが、あの甲高い悲鳴は健在。
アラン・グラント(サム・ニール)
旧ジュラシック・パークやイスラ・ソルナ島(通称“サイトB”)でえらい目に遭った古生物学者。元カノのエリーと別れてからずっと独身だった様子。またまた恐竜騒動に巻き込まれそう。
エリー・サトラー(ローラ・ダーン)
旧ジュラシック・パークでえらい目に遭った古植物学者。今は土壌科学の研究をしている。バイオシン社の調査に行くため元カレのアランを半ば強引に協力させる。
イアン・マルコム(ジェフ・ゴールドブラム)
旧ジュラシック・パークやイスラ・ソルナ島(通称“サイトB”)でえらい目に遭った数学者。サイトBでウザい行動の限りを尽くしたサラと今でも続いてるのかは不明。
ケイラ・ワッツ(ディワンダ・ワイズ)
恐竜などの輸送を専門にしているパイロット。元空軍だから強そう。仕事で運んだメイジ―のことが気になっており、オーウェンとクレアに協力することに。
ルイス・ドジスン(キャンベル・スコット)
バイオシン社のCEOで遺伝学者。恐竜たちをバイオシン・サンクチュアリで保護していると見せかけて、実は横流しで大儲けしている悪いヤツ。
『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』の感想【ネタバレあり】
[st-kaiwa2]ここからは感想だよ。盛大にネタバレ含んでるから気をつけてね。
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[st-card myclass=”” id=”7198″ label=”” pc_height=”” name=”” bgcolor=”” color=”” webicon=”” readmore=”on” thumbnail=”on” type=””]恐竜と共存する恐怖
恐竜が世に放たれて4年も経つとか、マジか…。
いつ喰われるか分からない恐怖の中でそんな長い間…絶対イヤだ。ストレス溜まって気ぃ狂うよ(›´ω`‹ )
緑いっぱいの田舎とかならまだしも、高層ビルが立ち並ぶ都心でも平気で出没したり、なんなら高層ビルの屋上にプテラノドンが巣を作っちゃったりする(笑)
「ちょっとそこのコンビニでポテチ買ってこよ~」なんてのも命がけな世界になっちゃったんだなぁ…。
しかも家の中なら安全ってわけでもないのがツラい。普通に恐竜が窓を破って入ってきたりするだろうし、なんなら大きな恐竜が家を踏んづけることだって考えられる。ヒィィ~( ;∀;)
メイジー、なんて罪深い子!!でも可愛いから許す!
オーウェンとクレアがまるで夫婦
好き同士なのに素直になり切れないってのがデフォだったオーウェンとクレア。今作ではめちゃくちゃ自然にスキンシップしててビビった。クレア、4年の間にずいぶん素直になったのね。
一緒に暮らしながらメイジーを育ててるってんだから、これはもうカップル通り越して夫婦ってことで良いのかい( ˙-˙ )
でも私はあの絶妙な距離感が好きだったから少し寂しいよ…。クレアのツンデレがもっと見たかった!どっちがフッたかで揉める2人が見たかった!!
成長したメイジ―が可愛すぎた
メイジーがめちゃくちゃ可愛くなってた。前作からメイジー可愛い言うてた私の目に狂いはなかった(^ω^)
髪型がまた良いんですよ。作り込んでない無造作な感じで。でもまぁしっかりケアしてないとあーはならんだろ。
そして反抗期を迎えたメイジーがクレアに対して素直にイライラをぶつけるのも良かった。
クローンである自分を保護してくれてるからって変に遠慮したり自分を卑下することもなく、普通に親子してた。一生幸せに暮らせ(・∀・)
グラント博士とエリー、まさかの元サヤ!?
グラント博士とエリーが元サヤに収まりそうなのは胸アツだなぁ。やっぱりエリーにはグラント博士がしっくりくるのよ。
約30年ぶりの復活愛?すごい( *゚∀゚* )
エリーは子どもが欲しかったから、子どもが嫌いと言うグラント博士との結婚は諦めて他の人と結婚したのかな…。でもどうしてもグラント博士が忘れられなくって離婚しちゃったとか?そうだとすると、あの理解ある外交官の旦那が少し不憫かも。
だって、なかなかいないですよ?元カレを家に招いても嫌な顔ひとつせず歓迎してくれる旦那さんなんて。
それにしてもジュラシックシリーズって、必ずどこかの夫婦が離婚するなぁ。今回はそれがエリーだったわけだ。
なんとなくだけど、グラント博士とは籍入れずに良い距離感で付き合っていきそう。知らんけど。
つーか旧メンバーたち変わらな過ぎ。30年前と変わらないってすごくない?(笑)
新たなる支配者、
— もじゃ子🦁 (ちょっと低浮上) (@ewoklove13) August 9, 2022
この3人がかわいいのよ〜〜〜!!!
特にエリーとアランのやり取りは始終ニヤニヤしながら観てしまった🥴
志を共にした者達が最集結するってアツいよね。#ジュラシック・ワールド#最後のジュラ pic.twitter.com/DGCvMNG5Wy
予想外のヘンリー・ウー!
まさかのヘンリー・ウー博士!
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
え、旧メンバー集結って、まさかのウー博士も含まれてたの!?完全にノーマークだったよ(笑)
今回はずいぶんと良心的なキャラになってたな。旧メンバーへの忖度?(・∀・)
ウー博士はちょっと老けた感じがする。髪型のせい?短髪の方が若々しく見えるかも?まぁでも老けるのが普通ですよね。グラント博士たちが異常なんや。
— ジュラシック・ワールド (@jurassicworldjp) July 2, 2022
ヘンリー・ウー博士
/#B・D・ウォン
「ジュラシック・パーク」で
恐竜の創造を担当していた遺伝子工学者。
現在は、バイオシン社で働いている。#ジュラシック・ワールド pic.twitter.com/wulAgCi1Ib
今作のウー博士は、自分のやったことを後悔しちゃったり、事態を収拾させようと尽力したり、いわゆる良心キャラになってた。
前作までですっかりマッドサイエンティスト化してたから違和感(笑)
ウー博士が改心したということは、もうとんでもビックリな恐竜が造られることはないんだろうな。本当に今作が最終章なんだろうな。
そう考えるとウー博士の変化はちょっと寂しい。改心しないで良かったんやで。
地味にスパイ映画っぽいのやめれ
バイオシン社の内部を探索したり、闇市場に潜入したり、バイクで街中を激走したり、要所要所でスパイ映画感がハンパなかった。
いや、ぶっちゃけジュラシックにそういうアクションシーンを求めていないんだが??
バイクに乗るオーウェンはいつもカッコ良いのよ?でも拭いきれぬコレジャナイ感( ;´꒳`;)
そういうシーンが見たいならミッション・インポッシブルとか見るってばよ。
つまりは恐竜不足なのでは?
もう言っちゃう。まったくもって恐竜が足りないのよ。
こちとらたくさんの恐竜が見たくてジュラシック見てるんすよ!
なのにバイオシンと巨大イナゴの話が結構な割合占めててさぁ。
イナゴじゃなくて恐竜出せや(゚Д゚)ゴルァ!!
しかもちょっと話が難しいのもイラついた。変によく練り上げられたストーリー作ろうとしないでもシンプルに恐竜出しときゃ良いっちゅーの!
パイロットのケイラがカッコ良すぎ
ケイラみたいな女性キャラが大好き。強くて男勝りな性格。んでもって人情に厚い。とにかくカッコイイ!(゚∀゚)
ケイラはどことなく実写版バイオハザードに出てきたレインに似てるんだよなぁ。ミシェル・ロドリゲス演じるレインもそれはそれは良いキャラだった。
だからケイラがレインのように死んじゃうんじゃないかってめっちゃ心配してた。無事で良かったほんと。
メイジ―はケイラがいなかったら助かってなかったはず。いっぱい感謝しれ。
メイジ―、良かったね
メイジ―はちゃんと望まれた子どもだったことが判明!これは素直に嬉しい。゚(゚´Д`゚)゚。
つーかベンジャミン・ロックウッドの娘って、ちゃんと大人になるまで生きてたんかい。良かった。
前作では子供の頃に亡くなったような匂わせをしてたからすっかり騙されたよ。まぁ良かったんだけど。
でもよくよく考えると、メイジ―の元となったベンジャミンの娘って結構ヤバい。
だって無性生殖によって自分のクローンを産もうなんて、普通考えなくない?((((;゚Д゚))))
まぁでも母親のお腹で守られて、望まれて生まれてきたって事実にメイジ―は間違いなく救われたはず。だから良かった。
で、結局のところ面白いの?面白くないの?
やっぱりジュラシックシリーズの最終章とあって、気合は十分伝わってきたんですよ。旧メンバー集結させたりね。
でも興奮するほど面白かったかと言うと、そーでもないの(´・ω・`)
不思議なことに、全体的にストーリーがぼやけてて、「ん~、どんな話だったけ?」ってちょっと考えちゃう。今までのジュラシックシリーズはそんなことなかったのに。
やっぱり話が少し複雑だったと言うか、色んな要素を盛り込み過ぎた感がある。小学生でも分かるストーリーくらいがちょうどいいのよ。
あとは圧倒的な恐竜不足。ジュラシックシリーズでこれは致命的だと思う。だって恐竜よりイナゴの方がインパクトでかいんだもん。
でもまぁ「腐ってもジュラシック」。何だかんだ言っても映画のクオリティ自体は高いから、それなりに満足できたかな。
[st-kaiwa2]
感想は以上だよ。個人的な総評は星3.5ってところ。
完全版の“エクステンデッド・バージョン”もぜひ見て欲しい
14分の未公開シーンを追加した“エクステンデッド・バージョン”もぜひ見て欲しいです。
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監督曰く、元々はエクステンデッド・バージョンを発表する予定だったけど、大人の事情で尺を削る必要があったんだとか。
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- エクステンデッド・バージョン
- 短編映画『バトル・アット・ビッグ・ロック』
- 視覚効果の最新技術を紹介する映像
- メイキング映像
短編映画『バトル・アット・ビッグ・ロック』は、前作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』から1年後の世界を描いてて、人間界に恐竜がいるとこうなっちゃうんだってのがよく分かる作品でした。私の見たかったのはこういうやつ!
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