クマを舐めるな!実話ベースの映画「ブラックフット」簡単なあらすじとネタバレありの感想

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こんにちは、暇さえあればホラー映画を見ているアラフォー女性のおうちヌコです。

今回は、2014年に製作された映画「ブラックフット」の簡単なあらすじとネタバレありの感想をつづっていきます。

「ブラックフット」は、樹海に迷い込んだカップルを襲う巨大クマの恐怖を描いた作品で、実話がベースになっています。

樹海に迷い込んだ焦燥感やクマに追い詰められる恐怖を痛いほど感じたい人はどうぞ(`・ω・´)/

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アウトドア好きの彼氏がことごとく判断ミスするのがもう…!

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映画「ブラックフット」の作品情報

  • 製作年:2014年
  • 製作国:カナダ
  • 上映時間:92分
  • 監督・脚本:アダム・マクドナルド

映画「ブラックフット」の主な登場人物(キャスト)


アレックス(ジェフ・ループ)

アウトドアに長けていて今回ジェンを誘った場所は行き慣れている様子。「ブラックフットの小道」でジェンにプロポーズしようと考えている。


ジェン(ミッシー・ペリグリム)

恋人のアレックスに誘われてキャンプにやって来た女性。あまり乗り気ではなかったものの、アレックスの気持ちを重視してキャンプを楽しもうとする。


ブラッド(エリック・バルフォー)

キャンプ中に出会った男。夕食を一緒にとることにするが、終始気まずい空気を作ってくる。


映画「ブラックフット」の簡単なあらすじ

アレックスは休暇を利用して恋人のジェンをカナダの雄大な自然公園に連れてきた。この場所に何度も訪れているアレックスは、お気に入りの場所「ブラックフットの小道」でジェンにプロポーズするつもりだ。

途中ブラッドという男とトラブルになりかけたものの、気を取り直して目的地を目指すアレックスとジェン。しかし進む道を誤り迷ってしまう。

アレックスを責めるジェンだったが、プロポーズするつもりでジェンを連れてきたと話す彼の本心を知り反省する。

キャンプをしながら歩き続ける2人だったが、ある朝目覚めるとテントの外に大きなクマがいるのを見つける。

なんとかやり過ごそうとする2人だったが、クマはこちらに気が付いてしまい…。

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この映画を見て「キャンプに行くのは絶対やめておこう…!」と誓った。

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映画「ブラックフット」の感想

ここからは「ブラックフット」の感想です。ネタバレ含みます。

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実話ベースと謳ってるけどフィクションとして楽しめる

実話ベースだと謳っている「ブラックフット」ですが、実際の事件の内容を調べたらかなり脚色されていました。

映画ではアウトドアが大好きな彼氏が彼女を半ば強引にキャンプに連れ出してましたが、基となった事件でクマに襲われたのはアウトドアが大好きな夫婦です。

なのでもちろん彼氏がこっそりプロポーズを企てていたというエピソードもないわけで、さらに言ってしまうと生き残る方も逆になっています。

人によっては「なんだ、全然実話と違うじゃん!」ってなるかもだけど、私はむしろ良かったです。だって実話に忠実だったら「これ、実話なんだよな。本当にこんな恐ろしい目に遭ったんだよな…。」って考えちゃって楽しめないですもん( ;∀;)

このくらい脚色されてるとフィクションとして楽しめるのでありがたいです。

自然公園とは名ばかりでガチの樹海じゃんか!

「自然公園でキャンプ」という字面だけ見ると、ゆる~い感じのキャンプを想像すると思うんだけど、とんでもねぇ!ガチでガチの樹海でした((((;゚Д゚))))

自然公園でキャンプするにしてはやけに重装備だな~って思ってたんですよね。リュックめっちゃ大きいし、クマ撃退スプレーやホイッスル持って行くし。「公園でのキャンプなのに必要あるぅ~?」なんて思ってた私を誰か殴って。

でもさ、そんなガチの樹海に行くってのにアレックスってば「地図はいらない」とか言っちゃうんですよ?どんだけなの?

クセの強い男が良い感じの緊張感を作ってくれる

キャンプ1日目に出会ったブラッドというガイドがなかなかクセが強くて良かった。

夕食に誘ってくれたジェンを気に入ったのか知らんが、アレックスのウィークポイントを微妙に突いて、見てるこっちがハラハラするような緊張感を作ってくれるんですよ。こんな気まずい空気で夕食とか、絶対に味わかんね~~(;’∀’)

ブラッドは見た目からしてクセが強い。俳優さんイケメンだから、ガイドよりホストって感じ。しかも女の人めっちゃ騙してそうな。

そして絶対にブラッドはサイコパス。でもなぜか病みつきになる。見たら絶対に分かってもらえるはず(笑)

アレックスのやらかしがすごい

この映画はアレックスに終始イラつく映画でもあります。これでもか!ってほどやらかすアレックス。彼の愚行は以下のとおり。

地図を持ちたがらない

管理小屋のおじさんに地図を持ってけと言われたのに「地図はいらない。ここは庭のようなものだ( ・`ω・´)キリッ」と言ってのける。いや、持ってけよ。

危機意識が高い彼女を鼻で笑う

彼女が持ってきたクマ撃退スプレーを見て「不要だ」とか言ったり、発煙筒を見て「おいおい、これは車用だぞ?」とか鼻で笑ったり、キャンプを舐めてるのが端々から感じられるアレックス。

何でも知ってるアウトドア通な俺(笑)を気取ってるのが地味にイラつく。

カヌーを足の指に落とすという凡ミスをする

カヌーでキャンプ場に乗り上げた際、持ち上げたカヌーを自分の足に落としたアレックス。靴下に血がにじむケガをしたわけだけど、その靴下を吊るしてたことでクマが寄ってきたんだと思われる。

アウトドア慣れを豪語する割にしょっぱなから凡ミスするアレックス。もっと慎重になれっつーの。

クマの痕跡をスルーしまくる

途中でクマの足跡を見つけて固まるアレックス。でも「これ絶対クマの足跡だけど、ジェン気付いてないしスルーしちゃお☆」と見なかったことに。

しかも夜中にテントの周りを何かが徘徊していると怖がるジェンに「ドングリが落ちる音だから大丈夫」とのたまうアレックス。そんでもって翌朝に木の枝が折られているのを見て「もう帰ろう」と訴えるジェンに「大げさだよ」とか言っちゃうし。は?

分岐点で不安を感じたのに突き進む

目的地の「ブラックフットの小道」に到着したと思いきや、全く別の場所に出てしまったアレックス。ジェンが「(道が合ってるって)確信があったのはいつまで?」と聞くと「最初の分岐点」と力なく返すアレックス。おおん?だったらその時点で素直に言えや。「本当にこっちで合ってるか自信ないんだけど」ってさぁ!ゴルァ!(゚Д゚#)

しかも慣れてるとか言う割に高校生の時に来たっきりって。ふっざけんな!凸(゚Д゚#)

携帯を車に置いてくる

迷ったことに焦ったジェンがリュックから携帯を取り出そうとするも、見つからない。なんとアレックスがリュックから取り出して車の中に置いてきたとほざくではありませんか!

「君が携帯を気にすると思って」とか言ってたけど、マジで発狂するわこんな彼氏!(`Д´#)

そもそもこんな命がけのプロポーズすんなや

弁護士のジェンに対して造園業のアレックス。格差を感じてたんでしょうか。「俺の本領を発揮できるのは大自然の中なんだ!ジェンにいいとこ見せてプロポーズしちゃうもんね!」と躍起になる気持ちは分からなくもないですね。

でも、プロポーズする場所として決めていた「ブラックフットの小道」は立ち入り禁止区域になったって管理小屋のおじさんに聞いたのに、それでも自分の考えを曲げずに実行しようとする頑固さ。なんかイヤだわぁ~。

立ち入り禁止区域に入ってまでプロポーズとかジェンにとっては良い迷惑だよ。

「プロポーズ」というパワーワード

樹海で迷ったことでアレックスを責めるジェン。「普通の旅行で良かったのに!」「かっこいいとこ見せようと思ったんでしょ!」「あなたは何やってもダメ!」とキレ散らかします。いいぞ、もっとやれ

しかしアレックスが「君にプロポーズするつもりだった」という言葉を聞くと態度は一変。いとも簡単にアレックスを許し、その後は一度も責めたりしませんでした。できた彼女や…。

しかしあれですね、このシーンを見て私は「プロポーズ」というパワーワードの威力をまざまざと感じましたよ。

クマが出てくるまでの時間も退屈しない

この映画では後半までクマが一切出てきません。でも不思議とまったく退屈しませんでした。

それは超インドア派の私が、キャンプで大変な様子(トイレもお風呂もない、移動するたびにテントを張り直して夜を過ごす、いつ現れるか分からないクマに怯えながらの移動、食べ物も少ない極限状態)を見て、ひたすら「うわ~、大変そ~。 」「お風呂入れないのつら~。」とか言いながら対岸の火事的に楽しんでいたからだと思います。

最初っから最後までクマとのバトルが見たいんじゃ!って人は物足りないかもですが、自分はおうちにいながら過酷なキャンプ生活を疑似体験したい人はクマが出てこない部分もしっかり楽しめるんじゃないでしょうか(*’ω’*)

クマの襲撃シーンはトラウマレベル

満を持して現れたクマはめっちゃリアルで迫力がありました。それもそのはず、登場シーンでは本物のクマを使っていたんだとか。まぁあの動きは本物のそれだわな。

で、アレックスとジェンが襲撃されるシーンはマジでトラウマレベルなので注意です。血が吹き出して肉がえぐられ、さっきまで動いて喋っていた人間がただの肉片になっていく過程がエグい。

この襲撃シーンに予算の9割使ったんじゃないかってくらい気合入ってました(((;゚Д゚)))

納得のラスト

ラストは私的には満足です。アレックスはクマに襲われながらもジェンに「逃げろ!」と叫んで漢を見せてくれたし、あのクセ強ブラッドが本当にガイドやってたって分かったし、まぁ終わり良ければすべて良しってやつですね。実話って考えちゃうとあれですが、エンターテイメントとして楽しむ分にはなかなか良いラストでした。


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以上が「ブラックフット」の感想だよ。アレックスェ…。

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実話を基にした「ブラックフット」は樹海とクマの恐怖が痛いほど伝わってくる映画

今回は、「ブラックフット」の簡単なあらすじとネタバレありの感想をお伝えしました。

本物のクマを使った遭遇シーンは一見の価値ありです。樹海に迷い込んだ焦燥感とクマと対峙する恐怖を味わいたい人は、ぜひ気軽に見てみましょう。

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実話ベースと言っても実際の事件とはかけ離れてるからフィクションとして楽しめるよ!

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