【ラストまでネタバレ】アニメ版タッチのあらすじ・感想をぶちまける

こんにちは、おうちヌコです。

元々は野球アニメが好きな旦那の付き合いで見始めたんですが、気づいたらタッチの世界にどっぷり浸かっていました。普通に話しててもタッチの台詞に絡ませてしまうので相当なレベルだと思います（笑）

というわけで今回は、

の題材に沿って、暑苦しく語っていきたいと思います。

【ラストまでがっつりネタバレ】アニメ版タッチのあらすじ

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三人は筋金入りの幼なじみという設定から物語は始まる

双子の達也と和也、そしてお隣に住む南の三人は赤ちゃんの頃から一緒の筋金入りの幼なじみ。お互いの家の共通の庭？には三人がいつでも集えるようにと『勉強部屋』まで用意されていた。

小さな頃から三人は何をするにも一緒。仲良くキャッチボールしたり、テレビで甲子園野球を興奮しながら観戦したりと、小さな頃から野球が好きだった三人。

南が｢南を甲子園に連れてって！｣と思うのも自然な流れであり、南を大好きな和也が「僕、南の為に頑張る！絶対に南を甲子園に連れて行くよ！」と思うのもまた自然な流れだったのだ。

そして勉強部屋に飾られた南の書いた「目指せ　カッちゃん　甲子園！」の色紙は和也にプレッシャーガッツを与え続けるのだった。

そんなバックグラウンドがありつつ、物語は三人の中学校生活からスタートする。

比較的穏やかに過ぎた中学校生活

• 美少女で優等生、気遣いも完璧なマドンナ的存在の南
• 秀才で野球部のエース、女子からモテモテの和也
• 落ちこぼれ者扱いで常に優秀な弟と比べられる不憫な達也

この三人の日常パート+野球で物語は進んでいくが、中学生の頃はほのぼの系の日常パートが多い印象。それでも何やかんやあったので、ダイジェスト風にお届け。

中学校生活のエピソードまとめ

と、まぁこんな感じの中学校生活を過ごした三人。仲良く同じ高校に入学することに。

波瀾万丈な高校生活がスタート

もちろん和也と南は野球部へ入部するが、達也は野球部入部寸前で気後れし、同級生の原田の誘いでボクシング部に入部してしまう。

和也と南は野球部で、そして達也はボクシング部で頑張る日々。

中学生までのように三人一緒に行動する事は少なくなるものの、そこはお隣同士。お互いの家に行き来したり勉強部屋で集ったりして絶妙な距離感を保っている。

だがお年頃の三人は幼なじみに対する恋心が隠しきれない。

と言っても素直に自分の気持ちを前面に出してくるのは和也だけ。おとなしい性格かと思いきや南に対してアプローチしまくる。そして和也からのアプローチを一身に受ける南は、三人で仲良くしていたい気持ちもあり和也をキッパリと拒絶できずにいた。

その反動なのか、達也への想いを小出しにする南。（言い方）

だけど達也は南を弟に譲る気なのか、南のアプローチに対して全くがっつかない。ノーリアクションを貫く。「これ、和也が生きてて南に猛プッシュしてたら南は和也になびいてたかもな～。」って思うほどに何もしない。

そしてそんな絶妙な距離感を保つ三人のバランスを一気に崩す出来事が起こる。

そう、和也が事故死してしまうのだ…。

野球部の地区予選の決勝だったか、球場に向かうためユニフォーム姿で元気に玄関を後にする和也。これが最後の姿になってしまうなんて誰も思わなかっただろう。

そして病院での悲しい対面。

両親はもちろん、達也も南も悲しみに暮れる日々が続く。

だけど少しずつ、本当に少しずつ必死に前を向こうと歩き始める達也と南。

達也は和也の代わりに野球部に入部し、和也の悲願の甲子園を目指すことに。そしてマネージャーとして、幼なじみとして、心の底から応援する南。

「和也以外のエースなんて俺は認めないぜ！」という姿勢を貫いていたキャッチャーの孝太郎とも次第に打ち解け、新しいエースとして部員達から認められるようになった達也。明青ナイン達とチーム一丸となり甲子園を目指す。

しかしもちろん一筋縄では行くはずもなかった。ここでも何やかんやをダイジェスト風にお届け。

高校生活のエピソードまとめ

と、本当に色々な事がありながらも明青野球部は甲子園初出場という悲願を達成する。これはすごい。町中が明青野球部の甲子園出場に湧く。

南も当然喜ぶものの、なんだか達也が遠い存在になってしまった気がして少し寂しそう。

でも大丈夫。だって最後は達也から「上杉達也は浅倉南を愛しています。世界中の誰よりも。」と、愛の言葉をもらうのだから。

アニメ版タッチの感想をぶちまける

さて、ここからがアニメ版タッチの感想になります。めちゃくちゃ斜め上からぶちまけますよ～。

最初は大っ嫌いだった南

実は私は最初タッチを観るのに大反対していました。理由は、

というものでした。南ちゃんファンの方、ごめんなさい（汗）

でも、なんだかんだ絵柄はすぐに慣れたし、むしろ「昔ってこんなだったんだ～！」とか、「この表現とか昔っぽ過ぎてウケる(笑)」とかワイワイできて楽しかったです。

んでもって南アレルギー。これも20話くらいで薄らいでいって、最終的には「南って超良い子やん。こんな子が嫁に来てくれたらな～。」なんて思うのの南ファンに。でもお友達にはなりたくないよ

「和也が好きなの？それとも達也？もしかして新田？大穴で西村？」なんて思わせる事もなく「あ、南は達也一筋なのね。」と、最初っから恋心が丸わかりだったのも好感度アップの要因です。子供の頃見た時はふらふらしてた印象だったのに全然そんなことなかった。不思議です。

そんでもって奥ゆかしい古風な女の子かと思いきや、結構熱心に達也にアプローチしてたりで、なんて言うか「南も必死やな。南も恋する乙女なんやな～。」って親近感が湧きました。ボクシングの試合で負けた達也にキスして慰めてあげちゃったりね。

子供の頃から夏休みはいつもタッチを観ていたけど、流し見してたから感情移入できなくって、そのくせ南のモテモテっぷりだけが目について「け！南ばっかりモテやがって！（醜い）」ってなってたのかな～。

大嫌いだった南の声まで病みつきになって、ガン見ならぬガン聴きしてしまう程に。「んも～」の「ん」に入る前の空気吸い込むか吸い込まないか微妙な感じで「ん」が出るところが癖になるんだけど、分かってくれる人いる？

南は良い子だった。だけどスパゲティ、お前はダメだ。許さん。

だけど南が作るスパゲティだけはどうしても好きになれなかった。ぶっちゃけ不味そうだった。色がピンクで具が少なくって、あの頃のアニメは食べ物に力入れてなかったんだな～って。

美味しそうに食べる達也を見て少し不憫に思ったり。「どんだけ腹空かせてたん？」って。

合宿を抜け出した部員達に振る舞った料理もスパゲッティ同様で、だけど部員達は「うまい！」ってがっついてたからそれ見て切なくなってた。（どんだけ）

あ、でもコーヒーは美味しそうだった！なんかアルコールランプ？でコポコポさせるんだけど、あれを見ると「コーヒー飲みたい！」ってなりました。柏葉監督がコーヒー飲みに南風に来る気持ちが分かるわ～。

それにしても合宿所を抜け出してご飯を食べに来る部員達に夕飯を振る舞う南は素直にすごいなと思いました。私ならキレる

和也の死は今でもトラウマ

それにしても和也の死は本当にショックでした。昔から展開は知っていたはずなのに、いざとなると本当「ああああああ～～～｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡！！」ってなります（語彙力）

タッチは元々和也がいなくなるってのが決まっていたらしいけど、実際いなくなると「なんでや！あだち先生！ なんで作中で誰か殺さないと気が済まないんや！ 」と怒りをぶつけたくなりました。

それまでは南に対するアプローチの仕方見て「こいつ、結構サイコパスみ深いぞ…。」なんて危険視していたんだけど、いなくなると話は別。全てが良い思い出に変わり、和也が最高の男に思えてくるんですよ。

そして和也が事故に遭った時の描写は今見てもトラウマレベルです。

達也が和也の応援で試合会場に向かう道中で和也が事故に遭ったんだと連想させる描写がちりばめられているんですが、セリフでの説明とか一切なくって、通り過ぎる救急車だったり、事故現場の人だかりだったりで匂わせてるのが余計に怖くて…。しかもそういったものに気付いても特に気にせず通り過ぎる達也がまたリアルで悲しい。

柏葉監督はそんな達也の悲しみを逆なでするように「お前の弟は良いタイミングで死んでくれたよな」なんて事を言ってたけど、まぁ本心じゃないんだろうから許すけど、南が平手打ちした時は「よっしゃ！」と思いました。（だけど柏葉監督好き）

まぁ柏葉監督も兄弟のしがらみを抱えているので、弟の存在に囚われている達也とは心のどこかで共鳴していたのかも知れませんね。

良い味出してる！タッチの名脇役たち

タッチでは良い味出してくるキャラが沢山出てきます。

などなど。私はどのキャラも好きですが、特にお気に入りなのは原田と由加と西村です。

原田はイチイチ親父くさくって「こんな高校生いないから（笑）」なんて言いながらもその渋さに家族全員ノックアウト。密かに南に想いを寄せてるって知った時はちょっとショックでしたが、モーションはかけずに達也の良き理解者に徹するつもりなので許す。つか南どんだけモテるんだよ！←やっぱり軽く嫉妬

由加は清々しい程に達也以外の男に冷たいところが良かったですね。誰の前でも臆する事なく達也にアプローチする由加に南も対抗意識をむき出しにしてて、ケンカ仲間みたいな感じで微笑ましかった。

そんで見た目はヤンキーっぽいのに結構頭も良くって、合気道やってるから強いってのもナイス設定でした。最後は自分に想いを寄せる佐々木の良さに気づいたのか？デートしてましたが、この二人がうまくいったら私が喜びます。

西村は南に執拗にアタックしてる時から「面白いヤツ」と思ってましたが、最後に自分ところのマネージャー（これまた幼なじみ）とくっついた事で一気に好きになりました。さんざん「デブ！」「ブス！」ってバカにしてたのに、（確かにその通りなんだけど）最後は自分を想ってくれる存在の大切さに気付いたんだね。

自分以外のヤツが彼女の事をバカにした時、そいつらをトイレでボコるとこも「西村、お前良い奴ぁぁぁ！！」ってなりました。

と、キャラの魅力もてんこ盛りなタッチ。こんな味のあるキャラを量産できるって、あだち先生は流石です。

まとめ：アニメ版タッチはどの世代でも楽しめる良作

今回お話しした事を超簡単にまとめると、

ってことでした。

我が家の小学生の息子もかなりハマってしまい、「漫画も読みたい！」なんて言ってます。（巻数多いから私が悩み中）

昔のアニメなのに小学生から40代のおばさんまで楽しめるなんて、タッチ、恐ろしい子！

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