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ゾンビ映画の金字塔!「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」簡単なあらすじと感想(ネタバレあり)

2022年7月14日

こんにちは。ホラー映画が大好きなアラフォー女性のれいこです。

今回は、ジョージ・A・ロメロがメガホンを取った1968年製作のゾンビ映画「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」の簡単なあらすじと感想をネタバレありで紹介します。

白黒だけどしっかり怖いし気持ち悪い。いや、白黒だからこそ不気味さがより際立ってるのかも。

古い映画だと思って舐めてかかってた私は度肝を抜かれました。

れいこ

ゾンビ映画の原点にして金字塔。ゾンビ好きなら一度は見ておくべき!

映画「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」の作品情報

  • 製作年:1968年
  • 製作国:アメリカ
  • 上映時間:96分
  • 監督:ジョージ・A・ロメロ
  • 脚本:ジョン・A・ルッソ

映画「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」の主な登場人物(キャスト)


バーバラ(ジュディス・オーディア)

兄妹で父親の墓参りにやってくるが、突如現れたゾンビに兄を殺されてしまう。命からがら民家へ逃げ込んだものの兄を失ったショックで呆然自失となる。


ベン(デュアン・ジョーンズ)

バーバラが逃げ込んだ民家へやってきた黒人男性。バーバラを心配しつつもゾンビたちが入ってこないよう窓やドアを塞ぐなどの対処を迅速にこなしていく。


ハリー・クーパー(カール・ハードマン)

民家の地下に隠れていた中年男性。娘がケガをしているのもあり、地下へ立てこもるべきだと主張する。


ヘレン・クーパー(マリリン・イーストマン)

ハリーの妻。ゾンビに対して消極的な夫に不安を感じている。


トム(キース・ウェイン)

ハリー達と共に地下に隠れていた青年。ベンの意見を支持する。


ジュディ(ジュディス・リドリー)

トムの恋人。ベンに協力しようとするトムが心配でたまらない。


カレン・クーパー(カイラ・ショーン)

ハリーとヘレンの娘。ゾンビに噛まれてしまった。


映画「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」の簡単なあらすじ

ジョニーと妹のバーバラは、父親の墓参りの途中でゾンビに襲われる。兄を殺されたバーバラは恐怖と悲しみで混乱しながらも、どうにか近くの民家へ逃げ込む。

すると黒人男性のベンが民家へ飛び込んでくる。呆然自失としているバーバラを落ち着かせ、次々とドアや窓を塞いでいくベン。

民家の周りをゾンビの群れが囲む中、地下に潜んでいたハリーとトムが部屋に入ってきた。ハリーは妻と娘が、トムは恋人が一緒だった。

ラジオで情報を入手し、外にあるトラックでここから脱出しようと主張するベンに対し、地下にいた方が安全だと主張するハリー。

意見を対立させながらもゾンビの危機から逃れるために知恵を絞るが、そうしている間にもゾンビたちは民家を目指して集まってきていた。

れいこ

シンプルなストーリーだからゾンビの怖さに集中できる。

映画「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」の感想

ここからは「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」の感想です。ネタバレ含みます。

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目の前で兄を失ったことで呆然自失とするバーバラがリアルなんだけど、地味にイライラしちゃった私。

民家に逃げ込んだ時は包丁を入手して家の様子を探ったり、電話をかけようとしたり色々してたのに、ベンがやって来てからは一気に何もしないキャラになっちゃってさ。しかもたまにしゃべると大声でわめくだけで基本的にだんまりだし。

いや、たまに口開けば大声出すとかやめろし!外のゾンビが寄ってくるやろ!

ベンが迅速にドアや窓を補強してるのにノロノロ動いてようやく暖炉にある木片を少し運んだだけ。この時のノロノロ具合にはブチ切れそうになったよ。

そしてあとは座ってれば全てベンがやってくれるという…。いや、もっと協力しろし!(# ゚Д゚)

でもまぁ、兄を目の前で失ったんだからこうなるのが普通なんだよね。むしろベンみたいに冷静に動ける方が珍しいのかも。

面白いのは、ゾンビに怯えているようでいて実はベンに怯えてるんじゃないかって見方もできること。もちろんベンが黒人だからです。

だってバーバラが急に「スン(´・ω・`)」っとなったのはベンが現れてからだもん。それまでは自主的に色々行動してましたからね。

ハリーがベンの意見に頑なに賛同しないのも、ベンに対する偏見が無意識にそうさせたのかも。

ジョージ・A・ロメロが黒人差別に対する問題提起をそれと分からないように織り込んだと考えると実に深いなぁ…。

そんな風に細かいところにまで目を光らせると実に色んな楽しみ方ができるんだけど、何も考えずに見てるだけでも楽しい。そもそも地下室付きの民家だけで話をここまで面白くできるってのがすごい。

派手な演出はないけど真に迫る恐怖と焦燥感がビシビシ伝わってきて、古い作品だからと敬遠してたら良作に出会えるチャンスを減らすんだなって実感。

そして驚いたのは、この映画で出てくる要素「ゾンビは頭を打つと倒せる」「ゾンビに噛まれると伝染する」が今のゾンビ映画でも引き継がれていること。どれだけ影響力強いのさ。まぁこの時代のゾンビはまだ走りませんが(笑)

でも走りはしないけど思ったより動きが早いのにはビビりました。特に最初に出てきたゾンビ。なんか知能もありそうで怖い。

それにしてもギリギリの精神状態にある人間の行動って興味深いです。

まずはハリー。トラックにガソリンを入れにいったベンとトムに渋々協力することになったけど、作戦が失敗して民家に戻ってきたベンが「入れてくれ!」って叫んでるのにハリーはドアを開けるどころか奥の方に逃げちゃって。これ恐怖で動けなかったのか確信犯なのか微妙なラインだったけど、ベンにボコられたのは致し方なし。

お次はジュディ。トラックにガソリンを入れに行くトムが心配でくっついて来ちゃって、結果としてそのせいでトムもジュディも死ぬわけだけど、冷静な判断ができないとこうなるっていう残念な例。ジュディとトムは良いカップルだったから生き残って欲しかったなぁ(´・ω・`)

最後はベン。あれだけ地下に隠れることを否定していたけど、実際ゾンビたちに追われて切羽詰まったベンが逃げ込んだのは他でもない地下室。そこでゾンビたちの脅威が過ぎるのをじっと待つわけだけど、この流れは皮肉めいていて良かった。

まぁ切羽詰まった時に取る行動は理屈では説明できないものなんでしょうね。

そして後味の悪いラストも最高でした。

ゾンビの造形がゾンビゾンビしてなく、一見すると普通の人間に見えることに最初は軽く不満を感じてたんだけど、まさかこのゾンビの造形がラストへの伏線だったなんて、全然気が付かなかった(((;゚Д゚)))

ホラー慣れしてる人はもう勘づいてるかもだけど、この映画のラストはかなり後味が悪いので覚悟が必要です。エンドロールでは人間の残酷さや傲慢さが表れていてゾクっとしますよ。

ちなみにバーバラの最後はあれで良かったんじゃないかな。兄が自分のせいで死んでしまったって罪悪感にずっと苛まれるのはツラいだろうし、どんな形であれ兄と再会できたんだし、ね。


以上が「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」のあらすじ、感想でした。

今見てもかなり怖かったです。白黒だからこそより不気味な雰囲気がアップしてるのかも。

ジョージ・A・ロメロ監督のゾンビホラー好きなら間違いなく楽しめるはずです。ぜひ自分の目で確かめてみてくださいね!

れいこ

白黒だからこそ味わえる不気味さがそこにある。

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