ホルガ村の儀式がめっちゃエグい…。映画『ミッドサマー』のネタバレ感想

映画『ミッドサマー』のネタバレありの感想。

鬼才アリ・アスターの話題作。ホルガ村の夏至祭で行われる儀式がエグすぎんのよ…。

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映画『ミッドサマー』の作品情報

予告動画

あらすじ

不慮の事故により家族を失ったダニーは、大学で民俗学を研究する恋人や友人たち5人でスウェーデンを訪れた。彼らの目的は奥地の村で開催される「90年に一度の祝祭」への参加だった。太陽が沈むことがないその村は、美しい花々が咲き誇り、やさしい住人たちが陽気に歌い踊る、楽園としか形容できない幸福な場のように思えた。しかし、そんな幸せな雰囲気に満ちた村に不穏な空気が漂い始め、妄想やトラウマ、不安、そして恐怖により、ダニーの心は次第にかき乱されていく。

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監督・キャストなど

ネタバレあり！映画『ミッドサマー』の感想

家族でミッドサマーを見たらダメ！絶対！

「性の儀式」の気まずさは異常。そもそもクリスチャンを性の儀式に誘うための下準備の段階で気まずい描写が盛りだくさんなんよ。媚薬を飲んだクリスチャンがやや前傾姿勢でソワソワし出したり、ね。

経血入りのジュースを飲んだクリスチャンが陰毛をペって出すシーンがあるんだけど、あれガチの陰毛使ってるのかな。アリ・アスター監督ならやりかねないから怖い。

儀式の最中に共鳴する村人たちは真っ裸だし、クリスチャンもお〇んちん出してるし（ディレクターズカット版）、俳優さんたちのガチっぷりもすごい。

しかも「性の儀式」の尺が意外と長いし。これ、いつ終わるん？って変な汗出る。一人で見ててそれなんだから、家族と見てたら気まず死してたな…。

そして「性の儀式」とは違ったベクトルでヤバいのが「アッテストゥパン」の儀式。最初に実行したおばあさんは即死っぽいから良いけど、次に実行したおじいさん、超痛そうやんけ(((；ﾟДﾟ)))

中身パックリ見えちゃって血肉がすごい…。かなり細部まで丁寧に表現されてるからグロ耐性ない人が見たら、しばらくお肉食べられなくなる。本物って言われても信じるレベルだもん((((；ﾟДﾟ))))

絶対あんな村行きたくないよぉ～。最初は村人みんなニコニコ出迎えてくれて友好的な感じだったけどまんまと騙された。絶対みんなサイコパスじゃん。何が怖いって、古くからある因習をなんの疑問も持たずに続けてるってのが怖い。今21世紀やぞ？(((；ﾟДﾟ)))

ダニーが泣いてる時に村人が共鳴するシーンは狂気でしかない。一人で泣かせて、頼むから。

≫こっちのカルト村もかなりヤバい

ペレはあれだね、策士だね。村人から「ペレはゲスト選びがうまい」とか言われてたし、きっとペレは何人もホルガ村に誘っては生贄にしたんだろうな。ひょえー。

ダニーに対して好意を抱いてる描写もあったけど、あれは絶対演技だと思う(｀･ω･´)

最初っからダニーをメイクイーンにするつもりで連れてきてその気にさせたんだよ。ペレ、恐ろしい子！

ホルガの村人からも生贄が選出されるのにはびっくりしたけど、むしろリアル。みんな外部から連れて来たよそ者だと神様に対して真摯じゃない、みたいな？知らんけど。

村人が生贄として焼かれる時に「うああああっっ！！」って叫び声あげたのはゾッとした。痛みを感じなくなる薬、もっともらっておけば良かったね(´；ω；`)

結論：ホルガの村人だってやっぱり死は怖い。

ダニーは来年のメイクイーンが決まる前に生贄にされちゃうのかな。子供を産ませられて。だって去年のメイクイーン、ホルガ村にいなかったもん。つまりはそういうことなんでしょ…( ﾉД`)

それにしてもアリ・アスター監督ってすごいな～。誰も見てないだろって細部まで徹底的にこだわってる。特に恐怖を感じたのが、ダニーがメイクイーンになって担がれてく時の後ろの森に妹がガスパイプくわえてる顔を紛れ込ませてるところ。これ絶対初見じゃ気づかないって(;´∀｀)

ミッドサマー、死んだ妹の顔がうんたらってこれかぁ(白目 pic.twitter.com/HZ6tA2Bzri

— あじたま (@9029ajitama) March 30, 2022

精神をこれでもかってくらい不安定にしてくる感じ、嫌いじゃない。もっとゾワゾワさせても良いんやで。

私みたいにゾワゾワしたい人って結構多いんだろうな。だから『ミッドサマー』みたいな映画が話題になっちゃう。なんだかんだ人間って刺激を求めちゃうとこ、あるよね(*’ω’*)

ちなみにアリ・アスター監督ってば『ミッドサマー』はホラー映画じゃないって言ってるけど、立派にホラー映画ですから～！

ホルガ村の儀式に興味がある人はぜひご鑑賞あれ。