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こんにちは、おうちヌコです。
映画『アルカディア』の作品情報
原題 | The Endless |
公開年 | 2018年 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 111分 |
ジャンル | SFスリラー、ファンタジー |
監督 | ジャスティン・ベンソン アーロン・ムーアヘッド |
脚本 | ジャスティン・ベンソン |
主なキャスト | ジャスティン・ベンソン アーロン・ムーアヘッド キャリー・ヘルナンデス テイト・エリントン リュー・テンプル |
映画『アルカディア』の簡単なあらすじ
ジャスティンとアーロンの兄弟は、10年前にカルト集団と呼ばれる村「アルカディア」を脱退し、街でつつましく暮らしている。
特殊な環境で育ったためか街の生活にうまく馴染めず、友人も恋人もできない孤独な日々を送っていた。
ある日、2人が暮らすアパートに1本のビデオテープが届く。アルカディアの住人が集団自殺することを仄めかす内容だ。
10年前にも同じようなことがあり、兄のジャスティンは弟を守るため半ば逃げ出すようにアルカディアから脱退したのだった。
しかし弟のアーロンは集団自殺なんてとても信じられず、アルカディアへ行ってみようと言い出す。
彼らにきちんと別れを告げて区切りを付けたいと言うアーロンの気持ちを汲み、ジャスティンは承諾する。
そして2人は10年ぶりにアルカディアを訪れた。
円満に脱退したわけじゃないにも関わらず住人たちは温かく受け入れてくれ、アーロンは嬉しそうにしている。
美人のアナを気に入った様子のアーロンだが、彼女が自分より20歳も年上だと知ると驚きの表情を浮かべる。そう、彼らは10年前の見た目と変わらず若々しいままだった。奇妙なほどに。
自給自足でのんびりと暮らせるアルカディアにずっと残りたがるアーロンにやきもきするジャスティンだったが、徐々にこの場所を支配する“何か”を感じ始めー。
映画『アルカディア』の感想【ネタバレあり】
ここからは『アルカディア』の感想になります。
盛大にネタバレを含んでるから注意してね!
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アルカディアに住みてぇ
アルカディアの暮らしぶりには魅力を感じましたね。社畜の身としてはこのゆる~い生活こそ求めているもの。
住人たちは談笑したり、ジョギングしたり、チェスをしたりと自由に過ごし、自分たちで育てたビールや食事をゆっくり楽しむ。
え、天国じゃん。
各々ちゃんと役割(仕事)もあるみたいだけど、気分が乗らなかったらやらなくって良い、そんな自由な空気感。
しかもリーダー的存在のハルは、円満にアルカディアを抜けたわけじゃない兄弟(特にお兄ちゃん)に対して友好的にしてくれるし、住人がみんな優しい。いや、やっぱり天国じゃん。ここに住みてぇ。
ループ×ホラーだった
と思いきや、実は住人は決められた期間がくると強制的にタイムループさせられる仕様。
そう、この映画“ループもの”でした。しかも異形の神が人間を支配してるっちゅー、クトゥルフ神話系。好きな人は好きなやつ。
強制的にタイムループ(虐殺されてやり直す)されるの、めっちゃ怖い。きっと痛いんだよ…ね?
でもその一時の苦痛にさえ目を瞑れば、のんびり気ままな自給自足生活が送れる。しかも年取らない。
ありっちゃー、あり?
前半はただただ平和に過ぎていく
ぶっちゃけ前半は退屈でした。ただただアルカディアの平和な生活を見せられて過ぎていく。
その中でも「ん?なんかおかしくね?」くらいの違和感が散りばめられているんだけど、映画慣れしてるこちらとしては「はいはい、匂わせね」で終わる。その内分かるっしょ、みたいな(‘ω’)
退屈な前半パートを乗り越えた先にある何かを期待して頑張って見続けました。
綱引きのシーンでようやくホラー映画だったと思い出す
後半で一気に今までの違和感の謎が明かされていくんだけど、まぁ明かされてもぶっちゃけ怖くないんです。ただただ「?」「だから何?」って感じで不完全燃焼でした。
でも綱引きのシーンは少し怖かった。綱の先が真っ暗な闇に消えて見えないの、ヤバいって。絶対その先に“何か”おるやん。
このシーンで「あ、そうだった。私が見てたのホラー映画だったんだ」って思い出す始末( ;∀;)
ぞわぞわ系は好きなはずなんだけどハマれなかった
『アルカディア』は派手な演出とかでびっくりさせるんじゃなく、ぞわぞわと精神的に追い詰めるタイプの映画でした。
ぞわぞわ系は好きなはずなんだけどいまひとつハマれなかった。どうしてか考えてみたんだけど、多分「謎」の部分が多いからかも。
- 異形の神の姿が最後まで分からない。
- 神がビデオテープ送ったり、メッセージ書いたりしたの?分からない。
- 兄弟のお母さんがどうして死んだのか分からない。
- 兄弟は無事に村から脱出できたようだけど、ラストのハルの表情で分からなくなった。
こんな風に謎が謎のまま終わるからモヤモヤが残る。考察して自分なりに解釈してね、ってことかも知れないけど正直あまり頭使う映画は好きじゃないんだよなぁ。
だから私はあまりハマれませんでした(;’∀’)オモシロクナカッタッテコト
兄弟が離れてる間の焦燥感はヤバかった
アーロンと仲違いして1人で村を出て行ったジャスティンだけど、村の秘密を知って引き返します。
そしてアーロンも心配になって兄の後を追うんだけど、この時の「兄弟は再び会えるのか!?」って焦燥感がヤバい(((;゚Д゚)))
だけどそんな焦燥感を味わえるのがホラー映画の醍醐味だったりする。
退屈な映画だったけどこの焦燥感を味わえたのだけは良かった。
一番悲惨なのって「5秒おじさん」じゃね?
トラウマ並みに怖いのが「5秒おじさん」です。
たったの5秒でループしちゃう。永遠に5秒を繰り返すという絶望。
5秒って、何もできないよ??(((;゚Д゚)))
せめて1日くれ。
まとめ(総評)
この映画は何度も見返すことで「あぁ!ここってそういう意味だったんだ!」って理解が深まって面白くなっていく映画だと思います。
現に何度も見て考察してる人たちからの評価は上々の様子。よく考えて作られてるって。
ただ、見返したとしても謎が解明されるわけではなく、「多分こういうことかな?」で終わるので、個人の解釈に委ねますってのがダメな人にはおすすめできません。
- クトゥルフ系が好きな人
- 何度も見返して考察したい人
は、ぜひ自分の目で確かめてみてください。
もしかしたらスルメ映画なのかもしれん。
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